むち打ち治療へのカイロプラクティックの有効性
2021/09/17
むち打ち症とカイロプラクティックの有効性について
交通事故やスポーツまたは寝違えなど、むち打ち症状(頸椎捻挫)は様々な原因により引き起こされます。
特に、健康な身体に一瞬のうちにダメージを与える交通事故は、むち打ちの症状を重症化させてしまいます。
首の痛みから可動域制限、頭痛やめまいなど、長期間に及んだ場合は精神的にもダメージを受けてしまいます。
むち打ちは一般的に下記のような経過をたどります。
急性期 (受傷~1カ月)
頚部(首)の安静と固定。
受傷直後から神経根症状、知覚障害、麻痺などの症状がある場合は入院治療が必要となりますが、
通常の場合は、カラーやギブスなどで固定するのが一般的です。
しかし、この時期での治療が一番重要で、この時期での治療を間違えると後々の後遺症に悩むという事になりかねません。
交通事故によるむち打ち症とカイロプラクティックの有効性について、後に述べさせていただきます。
亜急性期 (1~3カ月)
周辺組織の修復が落ち着くのがおよそ2カ月と言われています。
急性期で1ヶ月固定されると頚椎の可動域が少なくなります。
固定により首の動きが前後左右に動かしにくくなってしまいます。
その修復のために整形外科では治療は、運動、温熱、牽引といった物理療法を中心に治療を進めていきます。
固定により固まってしまった頚部の筋肉をほぐし、頚部の運動性の回復をさせるための治療です。
さらに運動療法を加えたリハビリを加えていきます。
運動療法は、固まった筋肉を伸ばしていきますので多くの場合痛みを伴います。
接骨院や整骨院では牽引を加えるところもあります。
つまり、この時期は固定によっ悪い状態のままで固まってしまった筋肉を機械や手で伸ばしていこうという時期なのです。
慢性期 (3カ月以降)
この時期からは症状固定と言われる状態に入っていきます。
亜急性期までにうまく治療ができていないで慢性期を迎えてしまうと、
症状は固定してしまい、どんな治療を施しても改善していかなくなってしまうのです。
このような状態を症状固定と呼びます。
こうなってしまうと状況はどんどん悪化していきます。
交通事故直後から1カ月は、首の痛みと頭の動かしにくさだけだったものが、
頭痛やめまい、全身の倦怠感からのうつ状態へと進行してしまう場合も少なくありません。
慢性期を迎えてしまうと整形外科や接骨院などの通常の治療では改善していきません。
その後、6か月が経過し、痛いのに、症状が続いているのに自賠責保険が打ち切りになってしまうという状況になります。
ここから、カイロプラクティックがむち打ち症に有効な理由を説明させて頂きます。
先にも述べましたが、交通事故は正常であった身体に一瞬にして障害を与えます。
つまり一瞬にして頸椎を始めとした骨格をゆがめてしまうという事です。
受傷直後の急性期の治療は、安静と固定でした。
これは骨格がゆがんだままの状態で固めてしまうという状態を作り出しています。
そのゆがんだ骨格に対して筋肉や周辺組織もゆがんだ状態で安定していきます。
結果的に、この状態が続くことが後遺症です。
ここで有効なのがカイロプラクティックによる矯正です。
何度も申しますが、交通事故は一瞬にして骨格をゆがめてしまいます。
そのゆがんでしまった骨格を一瞬にして正常に戻せばよいわけです。
受傷直後の急性期にゆがみを無くす事が重要です。
ゆがみを無くしてから固定することで筋肉のバランスも整った状態で回復していきます。
カイロプラクティックでは、骨格も筋肉も良い状態にもどす、交通事故前の状態に戻す事が可能です。
亜急性期、または慢性期の方も心配はいりません。
急性期に比べれば時間はかかるかもしれませんが、いくつかの治療を加えていけば症状は軽減していきます。
後遺症でその先何年も辛い思いをする前に、今の痛みをどうにかしたい方。
むち打ち症にはカイロプラクティックという治療手段があります。
みなさまの街の評判の良い治療院を探してみてはどうでしょうか。
もちろんどこでも同じような技術をお持ちではありません。
頸椎の矯正には熟練の技術が必要です。
事前によく調べ、どんな治療ができるか、ご自分の症状に有効か。
自賠責保険は適応できるか、など。
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カイロプラクティックがみなさまの未来のお役に立てることを望みます。